9月上旬に民進党の代表選挙が実施?
報道によると、9月上旬に民進党の代表選挙が実施されるようです。辞任を表明した蓮舫代表の後任を決める選挙です。
前原元代表と、枝野元官房長官の出馬が確定的で、さらにもう1名の出馬が取りざたされているようです。
私が思うに、今回の代表選挙が野党第一党としては、最後の代表選挙となると予想しています。現在の衆議院議員の任期は2018年12月までとなっていますが、現在、小池都知事が率いる都民ファーストの会が国政への進出の準備を急速に進めているようです。
現在の小池知事への国民からの支持率をみると、おそらく次の衆議院選挙で都民ファーストの会が野党第一党の地位を占めると予想できます。そして、民進党は議席数を20から30程度まで減らしてしまうと予想します。
民進党は、政権を失ったあとも、身内で馴れ合いばかりしていたような気がします。連合という強力な支持母体にもたれかかって、なにひとつ政権奪回に向けた取り組みをしてこなかったと思うのです。
彼らは、防衛政策や金融政策、マクロ経済政策について何一つ有効な政策を打ち出すことができませんでした。
その結果、いま野党第一党の座を失いつつあるのだと思います。
いまさら代表選挙をやって、新代表のもとで結束を誓いあっても、時間切れになるのではないかと思います。